剥皮寮の集落は清代早期に形成されました。
清代から日本統治時代、民国時代─三つの時代
を通して各時代の建築様式や文化が入り混じり、
艋舺を代表する特色豊かな町
並みが築かれました。


老松小学校開設計画(1896年)に伴い、老松小学校の傍らに位置するこの通りは学校建設予定地とされ、建築物の建造が禁じられました。そのため、この地域に残されていた清代の町並みや日本統治時代の牌楼など、歴史的建築物も当時のまま保存されたのです。

剥皮寮歴史街区西側の修復工事は民国98年(2009)に完了しました。原則として町並みはそのまま保存されることとなり、一部建築物の外観や町の周囲は当時と同じ姿のまま残されました。